先日、都営地下鉄の浅草線に乗りました。その際に、車両内で展開されているフリーWi-Fi「Toei Subway Free Wi-Fi」を利用してみましたので、レビューしたいと思います。
都営地下鉄のフリーWi-Fiは、Wi-Fiが使えるデバイスを持っていれば、日本人でも使えます。
使ってみたところ、意外と快適だったので、いろいろとレビューしていきたいと思います。
接続方法について

SSID(Wi-Fiの名前)「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」に接続すると上記の画面が表示されます。「インターネットに接続する」ボタンをタップします。

セキュリティレベルについてのメッセージに関しては、読んでから「確認」を選択してください。

メールアドレスで認証登録をした場合、一時的にインターネット接続が可能となります。この場合、認証しないとすぐにインターネット接続が利用できなくなるので気をつけてください。

メールアプリなどで、登録認証メールが届くので、そのメールに書かれたURLをクリックしてください。

このページが出るとインターネット接続が完全にできるようになりました。
回線について
OCN回線を利用

都営地下鉄のWi-Fiインフラを手掛けているのはNTT-BPとのことで、インターネットのインフラについては、OCNが担当しているそうです。
スピードテストについて
スピードテストしてみた結果ですが、下りは約36Mbpsが出ました。
Wi-Fiの利用者が少なかったかもからしれませんが、ここまで出れば合格点です。
実際に使ってみた感想
ファイルのダウンロードをしてみた

試しに、プライベートファイルストレージの「Nextcloud」のアプリで、千葉県のサーバからMP4動画をダウンロードしてみました。700MBほどのファイルでしたが、数分でダウンロードできました。
動画の閲覧も快適
都営地下鉄のフリーWi-Fiで動画を見てみましたが、バッファリング(事前に動画を読み込む機能)も余裕を持って行われ、動画も途切れることなく再生できました。
セキュリティについて
デフォルトでは、都営地下鉄のフリーWi-Fiは暗号化がなされていません。そのため、第三者から通信内容が傍受される恐れもあります。

セキュリティ対策として、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)の使用をおすすめします。
おすすめのプロバイダとして、KDDIの関連会社が提供している「ギガぞう」か、「NordVPN
」が挙げられます。
特に「ギガぞう」では、VPNサービスの他、スタバ、ドトールで高セキュリティの公衆Wi-Fiサービスを利用できるので、特にこだわりがなければ、こちらをおすすめします。
まとめ
都営地下鉄のWi-Fiは意外に実用的です。
ファイルのダウンロードも快適で、動画閲覧を問題なくこなせるのもいいですね。
ただし、セキュリティ対策が脆弱なので、使う際にはVPNの使用をお願いします。