どうも、白田ポヨヨシです。

8月6日の朝、メイン機のmotorola razr 40を自転車から落としました。拾って傷を確認して、無傷で安心して、そのまま一日ふつうに使いました。その日の19時ごろ、画面に縦の緑の線が出ました。

これで、手元のrazr 40は3台とも画面が壊れたことになります。修理はせず、razr 60に買い替えました。計80,340円でした(税込・2026年8月6日注文)。落とした日の記録と、なぜ修理でも同型の買い直しでもなくrazr 60だったのかを書きます。

画面の上端から折り目の少し上まで、縦に出た線。さわると緑になったり白になったりする画面の上端から折り目の少し上まで、縦に出た線。さわると緑になったり白になったりする

浅いポケットとケースなしで落とした

その日は子供2人を乗せた電動自転車で海浜公園に行き、日陰で遊べる場所を探してうろうろしていました。razr 40はハーフパンツの左ポケット。このポケットが浅めのデザインで、普通の普通のスマホなら半分くらい頭が出る深さでした。畳んで小さくなるrazr 40だから収まっていた、とも言えます。

そこからこぼれ落ちました。ケースは付けていません。というより、純正ケースがあること自体を知りませんでした。

拾ってすぐ画面と外装を確認して、傷ひとつなくて、ほっとしました。タッチも表示もまったく普通でした。

前兆ゼロで、11時間後に来た

落としてから発症まで、前兆は何もありませんでした。

朝8時に落として、日中はふつうに使えていました。タッチが変になることも、表示がちらつくこともゼロ。夜19時ごろ、ふと見ると、画面の上端から折り目の少し上まで縦の線が出ていました。線はさわると緑になったり白になったりします。

この症状は海外でgreen line issue、日本の修理業界でもグリーンライン問題と呼ばれていて、有機ELスマホ全般で報告があります。折りたたみに限った話ではありませんが、razr 40の場合は折り目という構造的な弱点の上に出ました。

外側は無傷でも、折り目のパネルは衝撃に耐えていませんでした。

ちなみにrazr 40とrazr 60は、並べるとほとんど見分けがつきません。どちらも白で、形もほぼ同じです。写真では、画面に縦の線が入っている方がrazr 40、セットアップ画面(hello moto)が出ている方がrazr 60です。

左が届いたばかりのrazr 60(hello moto画面)、右が緑の線が出たrazr 40左が届いたばかりのrazr 60(hello moto画面)、右が緑の線が出たrazr 40

3台目は落下がきっかけだった

僕はrazr 40を3台買って使ってきました。1台目は折り目の少し上に黒い点が出てじわじわ広がり、緑の線になりました。2台目は未開封品で買ったのに、半年で同じ黒点が出ました。この2台は落としていません。普通に使っていて自然に壊れていった経緯は寿命の記事に書いています。

今回の3台目は、それらとは分けて記録します。きっかけは明確に落下です。3台とも自然に壊れたわけではありません。ただ、浅いポケットから落ちた程度の衝撃で、外装無傷のままパネルだけが逝くというのは、折りたたみディスプレイの繊細さの話ではあります。

直そうとして試したこと

緑の線や黒点が出てから、3台でいろいろ試しました。どれも直らなくて、自分でいじった2台は症状が悪化しました。

試したこと結果
電源のON/OFF変化なし
再起動を何度も繰り返す変化なし
輝度を変える見え方が変わるだけで線は消えない
画面を押さえつける線が余計に広がった
線の部分を指でこする白と緑が交互に入れ替わって光るだけ。消えない
黒点を汚れだと思って拭う上側だけだった線が下側にも出た(2台目)

とくに伝えたいのは後半の3つです。折りたたみの画面は普通のスマホのガラス画面とは耐久性がまったく違っていて、押す・こする・拭うといった「直そうとする接触」そのものが症状を進めます。黒点は汚れに見えますが、拭かないでください。僕は拭いて線を1本増やしました。

誤タップが出る個体と出ない個体

同じ緑の線でも症状の重さが違います。1台目と2台目は表示の問題だけで、タッチ操作は普通にできました。3台目は誤タップが出ます。下にスクロールしようとすると、端末が勝手に上にスクロールする。表示が見づらいだけなら我慢して使えますが、誤タップが出ると実用になりません。線が出た直後は使えていても、1台目のように黒点から線へ、線から面へと進むので、様子を見るならデータのバックアップだけは先に取ってください。

ライターで直すという噂

直し方を検索すると、TikTokなどで「ライターの電源部分を画面にバチンとやると直る」「炙ると直る」という動画が出てきます。僕は試していませんし、試す気もありません。緑の線はパネル内部の配線や接続部の問題で、外から衝撃や熱を加えて直る場所ではなく、試して余計に悪化したという報告も出ています。それに、スマホのバッテリーは熱に弱く、加熱は発火につながります。壊れた画面が直らないだけなら損失は画面だけですが、発火したら失うものが桁違いです。これだけはやめてください。

正規修理の費用

razrシリーズの場合、モトローラの正規修理パートナーのiCrackedが画面修理を受けています。razr 40の折りたたみメインディスプレイ交換は71,280円、外側のディスプレイは17,380円から30,580円、折り目の保護フィルムの貼り替えだけなら9,680円です(いずれも税込・2026年8月10日にiCracked公式サイトで確認)。razr 60のメイン画面は61,380円です。対象はソフトバンク販売モデルとSIMフリーモデルのみで、docomo・au版は受付対象外とされています。

メイン画面の交換費用は、中古で同じ機種をもう1台買える金額を超えることがあります。僕のrazr 40は中古3万円台で買えた機種なので、7万円の画面交換は選択肢になりませんでした。修理か買い替えかの考え方は別の記事にまとめています。保証に入っているなら話が変わるので、まず保証の窓口に相談してください。自分で分解したり保護フィルムを剥がしたりすると保証の対象から外れるのが普通なので、その意味でも自力でいじらないほうがいいです。

4台目のrazr 40は買わなかった

買ったばかりの機種がまた壊れて、最初に思ったのは「またか」でした。同時に、そろそろ違う機種もいいかとも思いました。razr 40の未使用品を探し直すことはほぼ考えませんでした。4台目で同じ実験を繰り返しても、得るものがありません。

普通の普通のスマホに戻ることは考えませんでした。3台壊れてもまた折りたたみを買っているわけで、それくらいには気に入っています。閉じると半分になってポケットに入る。この便利さに慣れてしまったからです。

そこで縦折りの現行機を並べて検討しました。razr 50、razr 50 ultra、Galaxy Z Flip6、razr 60の4つです。

Galaxy Z Flip6 は、ぺたっと閉じる感じがすごくかっこいいと思いました。見送った理由は費用見合いです。フリマのレビューを見ていると、Flip系は折り目の横線が気になるという声もありましたが、僕は横線は気にならないタイプなので、そこは決め手ではありません。

razr 50と50 ultra は値段がこなれていて有力でした。ただ、フリマで中古を見ているとrazr 50系にも緑の縦線のレビューが見つかります。3台壊した身としては、ここが一番引っかかりました。

最終的に razr 60 にしました。理由は2つです。ひとつは、razr 40から2世代分の改良が入った現行機で、緑の線の不具合報告がまだ少なそうだったこと。もうひとつは、どうせ繊細な機械なら、せっかくなのでスペックの良い機種にして、保証を厚くすれば壊れても気持ちがもつと考えたことです。

あとは理屈ではないんですが、GalaxyではなくまたMotorolaにしたのは、razrというシリーズが気に入っているからでもあります。3台壊れて、それでもです。

延長保証に900円払った理由

イオシスでrazr 60の国内版SIMフリー(12GB/512GB)を79,800円で見つけて、延長保証のイオサポ プラスを付けました。これは月額900円を12ヶ月払う保証で、落下や水没のような自分のせいの故障も対象になります。購入時の支払いは初月分の900円が乗って、クーポンと送料込みで計80,340円でした(税込・2026年8月6日時点)。

razr 40の経験から、この形のスマホは、ちょっとしたことで画面が壊れる繊細な機械だとわかっています。壊れても本体は動くのに、画面が見づらいだけで使い物にならなくなる。1年で8万円を失いかねない機械に、年間10,800円の保険。razr 40が3台とも1年もたずに画面をやられた実績を持つ僕には、入らない理由がありませんでした。

3台壊すまでは、保証について真剣に考えたことがありませんでした。保証の話は延長保証の記事に書きました。

イオシスから届いたrazr 60の箱イオシスから届いたrazr 60の箱

届いたrazr 60は中古なのに純正カバー同梱だった

8月8日に届きました。中古品ですが初期化済みで、電源を入れるとhello motoのセットアップ画面から始まります。イオシスの検品シールには2026年2月17日の検品日が印字されていました。半年ほど店の在庫だった個体のようです。

画面には最初から保護フィルム。剥がすと保証対象外という警告が印刷されている画面には最初から保護フィルム。剥がすと保証対象外という警告が印刷されている

意外だったのは、純正の保護カバーが箱に入っていたことです。razr 60は2ピースのカバーが標準で付属します。razr 40を裸のまま使って壊した身としては、メーカーが最初からカバーを箱に入れてくるのは、この形のスマホは保護して使うものですよ、と言われている気がします。今回は最初からカバーを付けて使います。

箱に入っていた純正の2ピースカバーと説明書箱に入っていた純正の2ピースカバーと説明書

1日使った第一印象

razr 40と比べた率直な感想です。

  • 動きがキビキビしています。カメラも良く、電池の持ちも良くなった感じがあります
  • 本体の重さと大きさは、razr 40と体感で違いがわかりません。ポケットでの収まりは同じ感覚です
  • カバーを付けると、重さより厚みの方が気になります。ただ許容範囲で、これくらいは良いかなと思えています
  • 外の画面が大きくなりました。razr 40では時計と通知とたまに天気を見る程度でしたが、ちょっとしたことができそうです。何に使えるかはこれから試します
  • ヒンジの固さは、razr 40の頃から一度も気にしたことがありません

畳んだ2台。外画面が大きい左がrazr 60、時計だけの小窓が右のrazr 40。閉じたときはここで見分けられます畳んだ2台。外画面が大きい左がrazr 60、時計だけの小窓が右のrazr 40。閉じたときはここで見分けられます

同じ持ち方をしている人へ

  • 外装が無傷でも、折り目のパネルは別物です。落とした直後に無事でも、僕の場合は11時間後に緑の線が来ました
  • ケースを付けるかどうかの判断は、買った日にした方がいいです。僕は存在すら知らないまま4ヶ月裸で使いました
  • 買い替えるときは、本体価格だけでなく保証まで含めて考える価値があります。画面が壊れるのを3回見た結論です
  • 画面の保護フィルムは剥がさないでください。折りたたみの内側のフィルムは部品で、剥がすと保証の対象外になります
  • 症状が出たら、押さない・こすらない・拭わない。そしてバックアップを取る

折りたたみが何年もつのかという話は寿命の実測記事に、それでも中古で買うのはアリかという話は中古やめとけ?の記事に、3台分の経過込みでまとめています。

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ではまた。