どうも、白田ポヨヨシです。

折りたたみスマホの折り目に黒い点が出て、「なんだこれ」と検索してこの記事にたどり着いた人がいたら、先に僕の経験から言えることを置いておきます。

  • その黒点は、たぶん消えません。僕の場合は時間をかけてじわじわ広がりました
  • ただし即死でもありません。黒点が出てからも数ヶ月、普通に使えていました
  • 僕は motorola razr 40 で2台連続、同じ場所に同じ黒点が出ました。メルカリの中古と、未開封品の両方でです

つまり運が悪かったとか、扱いが荒かったとかではなく、折りたたみディスプレイの折り目という構造そのものが持っている弱点なんだろう、というのが2台壊した僕の見立てです。この記事では、その2台がどういう順番で、どのくらいの期間で壊れていったかを写真付きで記録しておきます。同じ症状の人の、これからどうなるのかの目安になれば。

症状はこの順番で進みました

僕の2台で共通していた進行はこうです。

  1. 折り目に折りスジが見えてくる(表示は正常)
  2. 折り目のど真ん中に小さな黒点が出る
  3. 黒点が数週間〜数ヶ月かけてじわじわ拡大する
  4. 開いたときに折り目に沿って緑の線が走るようになる

4まで行くと、折りたたみディスプレイが物理的に逝き始めているのはさすがに認めざるを得ません。ちなみにヒンジの開閉そのものは最後まで正常でした。壊れるのは機構ではなく、折られ続けた画面の素材の方です。

1台目 — メルカリ中古のセージグリーン(使用開始から約1年半で緑の線)

2024年9月にメルカリで買った中古の razr 40 です。56,800円(送料込・2024年9月28日時点)。出品者が2024年2月に新品で買って5ヶ月使った個体でした。

届いた時点で、表面フィルムを剥がしたら折り目に折りスジが入っていました。ただ表示は完全に正常だったので、「まあ折りたたみだしこんなものか」と気にせず使い始めました。いま思えば、あの折りスジが進行の1段階目だったわけです。

そこから使ううちに折り目に黒点が出現し、じわじわ拡大。最終的には開くたびに折り目に沿って緑の線が出るところまで進みました。前のオーナーの使用期間も合わせると、新品からおよそ2年での話です。

これが2026年7月16日時点の実物です。画面の上から下まで、緑の線が1本通っています。

折り目から画面全体に緑の線が走った razr 40(2026年7月16日撮影)

線そのものは折り目から始まって縦に伸びていて、折り目の中央には黒点も残っています。表示は読めるので使えなくはないんですが、何を表示してもこの線が一緒に映り込む状態です。

画面に表示しているのは、表示確認用に開いた去年の八景島の写真です。画面の中に古い日付が見えますが、あれは写真データの撮影日で、この実機写真を撮ったのは2026年7月16日です。ややこしくてすみません。

黒点がいつ出たかを正確に言えないのが悔しいところで、折り目って毎日見ているようで見ていないんですよね。気づいたときにはもう出ていました。だから2台目では意識して定点観測するようになりました。

2台目 — じゃんぱらで買った未開封品(半年で黒点)

1台目が怪しくなってきたので、2025年10月にじゃんぱらの通販で同じ razr 40 の未開封品を買い足しました。合計35,010円(税込・送料込・2025年10月20日時点)。

未開封の新品同様スタートなら、そうそう壊れないだろうと思っていました。その仮説は約半年で崩れました。2026年4月、折り目のど真ん中に見覚えのある黒点を発見。1台目と同じ場所、同じ形です。

半年使った未開封 razr 40 の折り目に出た黒い点

別の角度から見るとこうです。折り目の中央に、ぽつんと丸い黒点。

半年使った未開封 razr 40 の折り目(別角度)

2026年7月16日時点の同じ個体がこちらです。折り目の左端に、黒点がはっきり見えます。

黒点が出た razr 40 の折り目 — 2026年7月16日時点

僕はこの個体を乱暴に扱っていないし、開閉頻度も普通の人の範囲だと思います。それでも半年で出た。1台目は中古だったからと説明できましたが、未開封から半年の個体に同じ症状が出た時点で、個体差や使い方の問題という説明は僕の中で消えました。

半開きにすると、折り目部分の構造はこんな感じです。この谷の底が、毎回の開閉で曲げられ続けている場所です。

razr 40 の半開き状態とヒンジ部分

黒点が出たあと、どのくらい使えるのか

僕の2台の経験で言うと、黒点が出てから、使い物にならないと感じるまでには数ヶ月の猶予がありました。黒点の段階では、正直そこまで実用に支障はありません。動画を見ると気になる、くらいです。

緑の線が出始めると心理的にきつくなってきます。表示自体はまだ読めるんですが、「この画面はもう終わりに向かっている」のを毎回見せられるので、精神衛生に良くない。僕はこの段階で買い替えを決めました。

なので黒点を見つけた人に伝えたいのは、慌てなくていいけど、データ移行の準備は今のうちに始めた方がいいということです。ある日突然映らなくなるパターンも折りたたみでは報告されているので、猶予があるうちに次の端末の算段をつけておくのが安全だと思います。

修理か、買い替えか

僕は2台とも修理に出していません。理由は単純で、費用感を調べた段階で「新しい個体を買った方が安そう」だったからです。

折りたたみのディスプレイ交換はパーツ代が高く、メーカー修理だと数万円クラスになるのが一般的なようです(僕は正式な見積もりまでは取っていないので、ここは推測込みで読んでください)。一方で razr 40 は、未使用品が3万円台で買える機種です。実際に僕はじゃんぱらの楽天市場店で未使用品を37,980円(税込・送料込・2026年4月18日時点)で買い足して、そちらをメイン機にしました。

修理見積もりが4万円に近づくなら、未使用の個体をもう1台買う方が合理的、というのが razr 40 に関する僕の判断です。10万円超の折りたたみだとこの理屈は成立しないので、そこは機種次第です。

保証については、じゃんぱらの中古保証は3ヶ月です。僕の2台目は黒点に気づいた時点で購入から約6ヶ月、つまり保証が切れた後でした。折りたたみを中古や未使用で買った人は、保証期間内は折り目を意識的に毎日見ることをおすすめします。僕みたいに気づいたら出ていた、だと、保証を使えるチャンスを逃します。

同じ症状で検索している人へ

折り目の表示異常は razr 40 に限った話ではなく、Galaxy Z Flip / Fold シリーズなど他の折りたたみでも折り目の劣化報告はあります。折りたたみディスプレイというカテゴリ全体が抱えている宿題なんだと思います。2026年秋には折りたたみiPhoneの登場も噂されていますが(Apple未発表の噂です)、僕が一番注目しているのも結局、折り目問題をどこまで解決してくるかだったりします。

それでも僕は折りたたみをやめていません。2台壊れた上で3台目の razr 40 を買って、いまもメインで使っています。「なんでそこまでして」という部分は長くなるので、別記事に書きました。

まとめ — 黒点が出た人が取れる選択肢は3つ

  • 保証期間内なら、今日連絡する — 折り目の表示異常が保証対象になるかはショップ・メーカーの判断ですが、期限が切れてからでは交渉の余地もありません
  • 保証が切れていて、端末が10万円超クラスなら、修理見積もりを取る — 買い直しは高くつくので、修理費との比較になります
  • razr 40 のような安い折りたたみなら、未使用品への買い替えが現実的 — 3万円台で次の個体が買えるので、修理より早くて安い可能性が高いです

黒点は不吉ですが、即死ではありません。猶予のあるうちにデータの避難と次の一手だけ決めておけば、そこまで怖いものでもないというのが、2回経験した僕の実感です。

ではまた。