先日、楽天モバイル(MNO)からOCNモバイルONEへ回線を乗り換えました。その際に、楽天モバイルが提供する「my 楽天モバイル」のアプリから、MNPの予約番号を取得しました。
要点を先に言うと、5分もあれば、簡単にMNPの予約番号の発行が可能です。事務手数料や解約違約金は一切かかりません。
MNOとは… 自社で基地局を設置して携帯電話事業を行う事業者のことです。なお、楽天モバイルは、NTTドコモ・KDDIからネットワークを借り受けて、携帯電話事業を行っていたこともありました(いわゆるMVNO)。ただし、現在の楽天モバイルは、自社のネットワークの他、KDDIから「パートナー回線」として郊外でネットワークを使っていますが、MVNOとは別物です。
今回の記事ですが、スマホの「my 楽天モバイル」からの操作方法ですが、PCやタブレットでは、Webサイトからも似たような手順で行けるはずです。
楽天モバイル(MNO)から乗り換える際の注意事項
現在、楽天モバイル(MNO)で提供されている「Rakuten UN-LIMIT VI」では、違約金の発生はなし
現在、楽天モバイル(MNO)を契約しているユーザーのほとんどは「Rakuten UN-LIMIT VI」という料金プランとなっています。
この料金プランでは、MNP転出手数料と契約解除料は無料となっています。
アプリからのMNP予約番号の発行の際には、この点について言及されていないので、ご注意ください。
どちらにしても、MNPの予約番号発行&解除違約金はなしと覚えておけばOKです。
MNPの予約番号が発行されただけでは、楽天モバイル(MNO)は解約ではない
勘違いしやすい点として、楽天モバイル(MNO)だけでなく、ドコモ・au・ソフトバンクでも同じですが、MNPの予約番号が発行されただけでは、転出前の携帯電話事業者との契約解除はなされません。
他社(大手3キャリア・UQモバイル・mineoなど)にMNPの予約番号を持ち込み、契約手続きを行い、完了時点で楽天モバイルとの契約解除となります。
解約したSIMの返却が必要
楽天モバイル(MNO)で使っていたSIMカードは、楽天モバイルへ返却が必要だそうです。ただし、送料はユーザー負担ですが、返却しなくてもペナルティーはないようです。
念の為、SIMカードの返却はしてください。
返却先は適宜変わる恐れがあるので、弊サイトではリンクは掲載いたしません。Google検索で調べるようにお願いいたします。
しかしながら、物理SIMではなく、eSIMでの契約の場合、当然ながら、eSIMはデータなので、SIMカードの返却は必要ありません。
スマートフォンでのMNPの予約番号の発行の操作を解説
①my 楽天モバイルを起動し、上部の横棒が3本あるところを押します
スマホアプリ「my 楽天モバイル」を起動し、上部の横棒が3本あるところを押します。
②「契約プラン」を選択します
出てきた画面の「契約プラン」を選択します。
③下へスクロールします
下へスクロールします。スクロールで、下のほうの情報を表示します。
④「その他のお手続き」より、「手続きへ進む」を選択
出てきた画面の「その他のお手続き」から、「手続きへ進む」を選択します。
⑤「その他のお手続き」より、「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択
「その他のお手続き」より、「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択します。
⑥アンケートに回答します
アンケートに回答します。
この内容は、適当で大丈夫です。この結果でMNPの予約番号が発行できないことはありません。
⑦MNPの転出番号が発行されました
この画面が表示されて、MNPの予約番号が発行されました。
この画面では、まだ楽天モバイルとの契約は解除されていません。乗り換え先(UQモバイルなど)にこの予約番号と乗り換えたい携帯電話番号を提示して、乗り換え先で契約を申し込んで、初めて楽天モバイルとの契約が解除されます。
ただし、楽天モバイルからMNP予約番号のメールは来ないので、スクリーンショットなどで必ず保存してください。
まとめ
楽天モバイル(MNO)のMNP転出にあたって必要な予約番号の発行は、意外と簡単です。
最後に表示される予約番号は、メールで通知されないのは残念ですが、スクリーンショットやメモなどで必ず控えるようにしてください。
なお、SIMカードの返却は忘れないようにしておく必要もあります。