この記事のポイント
- 2021年10月、品川駅で停車中の成田エクスプレスを使ったリモートワークイベント「N'EXでテレワーク!」に参加した体験記
- 特急座席は快適で作業に集中でき、コンセントも完備。ただしフリーWi-Fiは繋がらなかった
- 2時間で1,760円(税込)。ちょっとお高めだが、体験としては価値あり
- 2026年現在、JR東日本のSTATION WORKが全国に拡大し、駅ナカでの作業環境は当時より大幅に改善されている
JR東日本が働き方改革で展開しているシェアオフィスサービス「STATION WORK」。その一環で、コロナ禍で持て余していた特急列車「成田エクスプレス」の車両を利用したリモートワークイベントが品川駅であったので、実際に仕事をしてきました。
弊ブログでも、このリモートワークイベントの告知記事を書きましたが、今回、実際に成田エクスプレス車内でノマドワークとしての作業をしてきた形です。
滞在時間は2時間。1,760円(税込)。ちょっとお高めかなという印象でした。
なお、停車中の成田エクスプレスは、品川駅の8番線の臨時ホームにありました。
鉄道オタクではないので詳しくはわかりませんが、8番線に成田エクスプレスが止まっているのはすごく珍しいのではと思います。
成田エクスプレスでの作業は快適ですが、フリーWi-Fiが繋がらず…
今回の成田エクスプレスのリモートワークイベントでは、Web会議をする方はグリーン車、それ以外のPC作業をする方は、普通車ということになっていました(あくまでも原則ですが)。
今回、筆者はWeb会議などをしなかったので、普通車の利用となりました。座席は自由で、窓側を使ってください、とのことでした。
普通車の座席は快適
成田空港へ行く際には、京成電鉄の京成スカイライナーに乗ることが多く、成田エクスプレスはほとんど乗る機会がありません。でも、成田エクスプレスは、成田空港アクセスではビジネス需要もあることもあり、PC作業などをずっとしても大丈夫なほど、座席は非常に快適でした。
座席の硬さもちょうど良いですし、気分転換でリクライニングも使えるので、成田エクスプレスでリモートワークができるのは非常に最高でした。
また、コンセントも各席に設置されているので、リモートワークの際にもかなり助かりました。
テーブルにドリンク置き場があったので、マウス操作がキツかった
成田エクスプレスの普通車の座席のテーブルです。写真を見る限り、広そうに思えますが、実際にノートパソコン(レッツノートXZ6)を置いた画像を下に貼っておきます。
見てください、マウスの可動域が非常に狭いです。
テーブルにあるドリンク置き場の穴が結構でかいので、マウスを動かすのには一苦労しました。そのため、今回の成田エクスプレスでのPC作業は15インチMacBook Proで行っていました。
やはり、成田エクスプレスでリモートワークをされる方は、主にWindowsを使われる方が多い上、Windowsのノートパソコン(レノボとか)のトラックパッドはあまり性能がよくないため、マウスを使いたい方も多いと思いますが、ドリンク置き場のせいでマウスの可動域が狭くなってしまうのは、生産性の低下に繋がると思いました。
フリーWi-Fiが繋がらず…
今回の成田エクスプレスのリモートワークイベントでは、成田エクスプレスのフリーWi-Fi(JR-EAST FREE Wi-Fi)も利用できるとのことでした。
筆者は普段から、フリーWi-Fiを使わず、自前のモバイルWi-Fiルーター(au 5Gが使えるGalaxy 5G Mobile Wi-Fi)でインターネット接続をすることが多いのですが、物は試しということで、成田エクスプレスのフリーWi-Fiに接続してみました。
レッツノートXZ6と15インチMacBook Proからそれぞれ成田エクスプレスのフリーWi-Fを使ってみましたが、どちらの端末でも、一度接続できても、接続が切れて再接続ができなくなってしまいました。
この結果に対して、JR東日本はこのフリーWi-Fiの問題を解決すべきだと感じました。
とは言っても、成田エクスプレスのフリーWi-Fiは暗号化がかかっていなかったので、VPNの使用も併せておすすめしていました。おすすめのVPNプロバイダは「NordVPN
」です。
停車中の成田エクスプレス車内のトイレは使用禁止
今回の成田エクスプレスのリモートワークでは、成田エクスプレス車内にあるトイレは使用禁止でした。
そのため、トイレに行きたくなったら、5分程度かけて品川駅の構内にあるトイレに行っていました。
これは、車両の運用上、仕方ないと思うので、あまり気にすることではないと思いますがw
2時間の作業があっという間でした
成田エクスプレス車内でのPC作業はかなり捗りました。
やはり、普段から成田エクスプレス自体が、ビジネス需要を想定して作られているので、ビジネスができる場所として最高でした。
コロナ禍であまり成田エクスプレスが走っていなかったので、このようなイベントができたのだと思いますが、体験としては非常に貴重でした。
ただ、15分220円はちょっとお高めなのがあれですが。2時間で1,760円かかりましたが、それは仕方ないのかなと割り切りました。
【2026年最新】JR東日本のワークスペース事情
STATION WORKが本格展開
2021年当時は実証実験段階だった「STATION WORK」ですが、2026年現在は全国の主要駅に個室ブースが設置されています。15分単位で予約でき、Web会議にも対応した防音ブースもあります。
「N'EXでテレワーク!」のような列車車両を使ったイベントは定期開催には至りませんでしたが、STATION WORKの拡大という形で、JR東日本のワークスペース事業は着実に成長しました。
新幹線のフリーWi-Fiは終了、自前のネット環境が必須に
2025年3月、JR東日本は新幹線車内のフリーWi-Fiを終了しました。成田エクスプレスのフリーWi-Fiも同様に終了しています。
僕が2021年の体験で「フリーWi-Fiが繋がらなかった」と書いた通り、列車内のWi-Fiは品質に課題がありました。結果的に、JR東日本はWi-Fiの提供をやめ、利用者が自前のモバイル通信を使う方向にシフトしています。
2026年現在は5Gエリアが広がっているので、格安SIMでテザリングすれば新幹線や特急車内でも十分な通信環境を確保できます。
外出先での作業に必要なもの
この体験を通じて改めて感じるのは、外出先での作業には「自前のネット環境」が最も重要だということです。フリーWi-Fiに頼るのはセキュリティ面でも品質面でもリスクがあります。
格安SIMを入れた中古スマホをテザリング用に持ち歩くのが、2026年現在では最もコスパの良い方法です。楽天モバイルなら月額3,278円(税込)でデータ無制限(2026年4月時点)なので、通信量を気にせずテザリングできます。
フリーWi-Fiのセキュリティリスクについては「僕がフリーWi-Fiを使わない理由」や「フリーWi-Fiが危険な理由とVPNの必要性」も参考にしてみてください。
[JR東日本]





