KDDIおよびUQコミュニケーションズが提供している「WiMAX+5G」。サービス当初から展開されているモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」ですが、5Gにおいては、Sub-6および、4G既存周波数帯からの転用5Gにも対応しています。
今回、2022年3月10日のアップデートで、2.5GHz帯(n41)での5Gにも対応しました。
ここで疑問として、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiではどのバンドに対応しているのでしょうか?
この記事では、2022年3月現在の対応バンドについてまとめています。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの対応バンドについて
2022年3月現在、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiで対応しているバンドは以下の通りです。
4G
- Band 1(2.1GHz帯)
- Band 3(1.7GHz帯)
- Band 17(700MHz帯)※プラチナバンド
- Band 18(800MHz帯)※KDDI(au)で展開されているプラチナバンド
- Band 41(2.5GHz帯)※UQのWiMAX 2+で展開
5G
- n77(Sub-6)
- n78(Sub-6)
- n28(700MHz帯)※プラチナバンド
- n41(2.5GHz帯)
※ミリ波(n257)には、ハードウェア的に非対応。ソフトウェアでのアップデートも展開されません。
UQで提供されているGalaxy 5G Mobile Wi-Fiでは、国際ローミングが提供されていないため、国内で使うことを前提としたバンドとなっています。
なお、プラチナバンドの電波の利用にあたっては、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi本体で「プラスエリアモード」に設定が必要となり、契約プランによっては追加料金が発生します。
スタンダードモード、プラスエリアモードで使える周波数帯について
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiにあたっては、データを無制限で使える「スタンダードモード」と、auのプラチナバンドを利用したネットワークを追加で利用できる「プラスエリアモード」が展開されています。
なお、プランによっては、「プラスエリアモード」の利用には追加料金がかかります。
4G
周波数帯 | スタンダードモード | プラスエリアモード |
Band 1 | ○ | ○ |
Band 3 | ○ | ○ |
Band 18 | × | ○ |
Band 41 | ○ | ○ |
5G
周波数帯 | スタンダードモード | プラスエリアモード |
n77 | ○ | ○ |
n78 | ○ | ○ |
n28 | × | ○ |
n41 | ○ | ○ |
2021年4月に発売されたGalaxy 5G Mobile Wi-Fiですが、今後も長く使えそう
2021年4月に発売されたGalaxy 5G Mobile Wi-Fiですが、発売から11ヶ月後の2022年3月にもソフトウェアアップデートでn41に対応したことは褒められるべきです。
もちろん、Galaxy 5G Mobile Wi-FiのベースとなっているOSは、Androidのため、簡単にアップデートしやすいこともあるでしょうけど、2.5GHz帯(n41)の5Gもアップデートで利用できるようになったのは、非常に嬉しいです。
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