UQコミュニケーションズが提供するau 5Gを利用できるWiMAX+5Gですが、2021年4月に対応ルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を大宮のビックカメラで購入しました。
WiMAX 2+と比較して、新しくスタンダードモード(3日15GB制限があるものの、無制限通信が可能)で利用できる4Gバンドとして、Band 1とBand 3が追加されました。
2021年9月20日(月)に、埼玉県のイオンモール春日部のサンマルクカフェで4G接続時の「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」でのスピードテストをSpeedtest by Ooklaで実施しましたが、とんでもないスピードが出ました。
なんと、4G接続にも関わらず、下り143Mbpsも出ました。
このスピードが出た要因として2つ考えられます。
1つは、KDDI(au)の4G基地局がイオンモール屋内に展開されている点です。具体的には、イオンモールのような商業施設には、たいていの場合、屋内基地局があるそうですが、たまたまいたサンマルクカフェで、その屋内基地局の電波を好条件で拾うことができたのだと思います。
2つ目は、あくまでも推測ですが、Band 1かBand 3、Band 41(WiMAX 2+でのメインバンド)のキャリアアグリゲーション(CA)が有効だったのではないかと考えています。
個人向けルーターとしてここまでスピードが出れば合格点
今回のスピードテストは時間の都合上、1度しか行えませんでしたが、個人向けルーターでここまでスピードが出れば合格点です。
自宅のドコモ光(プロバイダはGMOとくとくBB)では、v6プラス環境なのにも関わらず、最大でも下り90Mbpsしか出ません。
しかし、4G接続にも関わらず、「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」で100Mbps超えの速度が出れば、ギガ単位でのファイルのダウンロードも快適です。
WiMAX+5Gでは、3日間のデータ通信量が15GBを超えた場合、1Mbpsまで速度を下げる通信制限がかかります。
ギガ単位でのファイルのダウンロードは計画的に。
3日15GB制限は本当になくなってほしい
イオンモールで4G接続で下り143Mbpsが出た「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」ですが、3日15GB制限があるので、気兼ねなくファイルのダウンロードができないのが残念です。
筆者は、オタク女子向けの情報サイトを運営していますが、お付き合いのある会社様から動画でデータをいただくこともあります。そのときに、外出先でダウンロードをすることがあるので、ギガ単位でGalaxyのルーターを使います。やはり、いつも3日15GB制限に怯えています。
3日15GB制限は、P2Pでのファイル共有ソフトユーザーの締め出すことが目的だと思いますが、4G接続で下り143Mbpsが出て、ギガ単位で快適に使えることを思うと、少しは通信速度の制限は緩和されてほしいと思います。
まとめ
今回、WiMAX+5Gで新しく4Gで使えるようになったBand 1とBand 3、従来からのBand 41(WiMAX 2+)の周波数でのキャリアアグリゲーション(CA)が有効になった可能性が高く、今回の下り143Mbpsの結果が出たと思われますが、「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」のポテンシャルは半端ないことがわかりました。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は、まだまだエリアが狭い5Gだけでなく、4G接続でもここまでスピードが出れば、神ルーターとも言えます。
やはり、イオンモールなど人が多い場所での基地局展開もなされていることから、KDDIもエリア展開にはサボっていないことも今回痛感しました。
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