今日はタリーズコーヒーに行ってきました。普段は外出先でのインターネット環境は、au 5Gが使える「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」で確保していますが、せっかくなので、タリーズのフリーWi-Fi「tullys_Wi-Fi」を使ってみました。
結論から言うと、「tullys_Wi-Fi」は、そこそこ使えます。スピードは物足りないですが、通常利用については問題ありません。
タリーズの「tullys_Wi-Fi」は個人情報の入力は不要
SSID(Wi-Fiの名前)「tullys_Wi-Fi」に接続し、ブラウザを開くと上記のページが開きます。
ブラウザを開いても、上記のページが開かない場合、httpから始まるURLのサイトを開こうとすると自動的にリダイレクトされます。
今回の「tullys_Wi-Fi」の利用にあたっては、個人情報の入力は必要です。「インターネットに接続」ボタンを押し、利用規約に同意することで簡単にWi-Fiを利用できます。
「tullys_Wi-Fi」の回線について
Wi-Fiのインフラ整備はワイヤ・アンド・ワイヤレスが担当しているため、IPアドレスはKDDI系
「tullys_Wi-Fi」のインフラ整備は、KDDIの関連会社のワイヤ・アンド・ワイヤレスが行っています。
そのため、IPアドレスもKDDIと表示されました。なお、IPv6には非対応となっています。
スピードテストをしてみました
埼玉県のとあるタリーズで「tullys_Wi-Fi」のスピードテストをした結果です。
下り10Mbpsとのことですが、アクセスポイントが置かれている場所が客席から離れているため、それが原因で速度が遅めかもしれません。また、測定時は客席にはお客さんがあまりいなかったものの、実はWi-Fiを使っている方が多かったのが、この速度の原因かもしれません。
とは言っても、5Gが展開されている世の中ですが、このくらいスピードが出れば、及第点です。
実際に「tullys_Wi-Fi」を使ってみた感想について
YouTubeなどの動画閲覧は問題なし
スタバ・ドトールなどの他カフェチェーン店と比較しても、動画閲覧はフリーWi-Fiで問題なくできました。
気になるバッファリング(再生中に先のデータを事前に読み込む機能)ですが、これも問題ありませんでした。
ただし、フリーWi-Fiのバックボーン回線下り10Mbpsしか出なかったので、YouTube Premiumの事前ダウンロード機能は使い物にならないと思われます。
リモートデスクトップは若干重たいものの、支障はなし
リモートデスクトップとして、「シン・テレワークシステム」をタリーズのフリーWi-Fiから使ってみました。
結果としては、バックボーン回線が遅い点から、若干遅延で重さが気になりますが、通常利用は問題ないと思います。
またバックボーンの都合上、ローカル環境からアクセス先のマシンに対するファイル送信などは高速でのやり取りは、厳しめかもしれません。
「tullys_Wi-Fi」のセキュリティ対策は忘れずに!
「tullys_Wi-Fi」は、誰でも簡単に使えるようにセキュリティキーでの暗号化は行っていません。そのため、第三者から通信が傍受される恐れもあります。
対策として、VPNでの暗号化がベストです。もちろん、最近はWebサイトのSSL化などが進んできていて、通信内容が暗号化されていますが、VPNをさらに使うことで、セキュリティ強度を高めてください。中には、平文でやり取りされる通信内容もあります。
VPNのおすすめは、「NordVPN」です。
タリーズでは、高セキュリティの「ギガぞう」のWi-Fi(Wi2eap)も利用可能
タリーズでは、フリーWi-Fiのインフラ整備を担っているワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する高セキュリティ・高品質Wi-Fiの「ギガぞう」も展開されています。
おそらく、「tullys_Wi-Fi」と「ギガぞう」のアクセスポイントは共用していると思われ、速度も大きく変わることはないと思いますが、「ギガぞう」のWi-FiのSSID「Wi2eap」に接続すると、高セキュリティで利用できます。
まとめ
タリーズのフリーWi-Fi「tullys_Wi-Fiは、速度が遅めですが、基本的にファイルのダウンロードなどをしなければ、問題なく使えると思います。
具体的には、動画閲覧なども問題ないので、タリーズでコーヒーを飲みながら、フリーWi-Fiで動画を見るといったことも可能です。
ただ、セキュリティ的には弱いところもあるので、VPNでセキュリティ対策は忘れずに。
快適にインターネット接続をしたいときには、モバイルWi-Fiルーターの契約もおすすめです!