2021年2月ぐらいから、au回線を使ったMVNOのJ:COMモバイルを使っています。きっかけは、iPhone SE(第二世代)を回線代込みでお手頃価格で購入できるからということで、J:COMモバイル回線はほとんどおまけということで期待していませんでした。
最近、Xiaomiの5Gスマホ「Mi 11 Lite 5G」にJ:COMのSIMカードを、iPhone SE(第二世代)から入れ替えたので、やっぱりJ:COMでも5Gが使えたら便利!ということで、J:COMモバイルが2021年8月より5G対応となったので、プラン変更をしてきました。
既存4Gプランからの5G対応は、コールセンターへ電話対応で可能
既存4Gプランからの変更は、コールセンターへ電話し、「5G対応にしてほしい」と伝えることで対応が可能です。
筆者の場合、すでに4GのみのiPhone SE(第二世代)をJ:COMモバイルで購入していたため、コールセンターのオペレーターさんから「既存のiPhone SEでは5Gは使えない。対応機種を用意しなければ、意味がない。」と言われましたが、筆者の場合、「Xiaomiの5G端末を購入したので、SIMカードを差し替えて使う。」と伝えて、手続きを進めることができました。
携帯電話に詳しくない方の対応で、このようなやり取りをすることになっているのだと思いますが、インターネットで5G対応ができるようになって欲しいです。
5Gへの移行にあたって、プランの条件が変わらず、違約金などもなし
J:COMモバイルの既存プランから5Gへの変更は、プランの条件が変更されず、違約金なども発生しません。
この点、オペレーターさんに説明されますが、特に、5Gにするにあたって金銭的な負担がないというのはベストです。
SIMカード・APNの変更なしで5Gが使えるように
筆者の場合、J:COMモバイルに電話してから、翌日に5Gが使えるようになりました。
SIMカード・APNは既存4G端末と同じものを使えるので、J:COMモバイルユーザー側での対応は不要でした。
この点に関しては、新しいSIMカードが送られて、ユーザーでSIM入れ替え対応をしなくても済むのは便利です。APNの設定も慣れていれば簡単ですが、Androidの場合だと、若干面倒くさいので、既存APNで使えるのは高評価です。
J:COMモバイルの5Gってどんな感じ?
n77、n78を掴めば快適!
2021年9月5日(日)の18時ぐらいに、Mi 11 Lite 5Gを使って、東武スカイツリーラインの曳舟駅近くでSpeedtest.netで計測した結果が上の画像です。
おそらく、n77かn78を掴んだ結果だと思われますが、MVNOのJ:COMモバイルとは思えない数値が出ました。
結果からすると、J:COMモバイルとauのPOI(相互接続点)が混雑していなかったからと想像できますが、このぐらいの数値が出れば、テザリングでのPC使用は快適ですし、動画閲覧はもちろん、ファイルのダウンロードもアップロードも快適です。
回線オタクからすると、下り1Gbpsぐらいは出てほしいですが、下り124Mbpsでも、今の時代、十分過ぎます。
もちろん、MVNOなので、昼休み時間帯には5Gと思えないスピードも出ることを覚悟すべき
J:COMモバイルは、KDDIの関連会社が運営するMVNOなので、UQほどではありませんが、KDDIとJ:COMモバイルの接続にあたって、他社のmineoなどと違い、何かしら優遇されていることもあるかもしれません。
ただ、あくまでもMVNOなので、多くのユーザーが通信する昼休み時間帯は、J:COMモバイルとauのPOIが混雑する(POIは4Gと5Gで共通)と、5Gとは思えない速度が出ることも覚悟しなければなりません。
まとめ
- J:COMモバイルの既存4Gプランユーザーは、コールセンターに電話すれば、既存プランの料金のまま、違約金なしで5G対応が可能
- SIMカードの交換、APNの再設定は不要で、手続きの翌日から5Gが利用可能
- J:COMはau回線のMVNOなので、通信混雑時間帯には5Gと思えないスピードが出ることも覚悟すべき
ざっとこんな感じです。
すでに、au 5Gを無制限(3日15GB制限はあるものの)で使えるBIC WiMAXの「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を持っているので、J:COMモバイルの5Gはあまり不要かもしれません。しかし、筆者的に、J:COMモバイルでは、月10GB使えるプランを契約していましたが、スマホからは月10GBあれば足りるので、5G対応で効率よく “ギガ” を使えると思うと嬉しいばかりです。
J:COMモバイルは5G回線のスピードテストをするのには向いていませんが、動画閲覧が快適になるのは、ガジェット・通信オタク以外にも恩恵がありそうです。