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【2023年】楽天モバイルのメリットとデメリットとは?基本的に楽天モバイルはおすすめ!

楽天モバイルはご存知ですか?

最近は米倉涼子さん出演のテレビCMで有名になりましたが、楽天モバイルは気になるけれど、既存のドコモ・au・ソフトバンクから乗り換えても大丈夫なの?と思われがちです。

今回、楽天モバイルのメリット・デメリットについていろいろと書いていきたいと思います。

筆者も楽天モバイルを使っていますが、非常に良いですよ!

楽天モバイルのメリットについて

①自社でネットワークを展開しているため、ドコモ系などのMVNO(格安SIM)でありがちな速度低下がない

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楽天モバイルの大きな特徴は、楽天モバイル自身が日本全国において、基地局を建設しネットワークを展開しています。

楽天モバイルの競合相手とされる、LIBMOや、IIJmio(BIC SIM)、mineoといったNTTドコモ・KDDI(au)などのネットワークを借り受けてサービスを展開するMVNO(格安SIM・格安スマホ)とは違い、楽天モバイルでは、昼休み時間帯の速度低下が起こりません

また、その他混雑時間帯でも、速度低下が起きないので、昼休みなど時間帯でがっつりインターネットを使いたいときには、楽天モバイルは非常におすすめです。

②楽天モバイルでは5Gも使える

まだまだエリアは狭いながらも、5Gも利用できます。こちらも、下りは500Mbpsぐらいの速度が出るので、動画閲覧も快適です!

5G対応端末を持っていれば、楽天モバイルのSIMカードを挿入することで、簡単に5Gネットワークが利用できるようになります。

③月額3,278円でデータ無制限を利用できる

楽天モバイルの大きなメリットとして、月額3,278円でデータ通信を無制限で行うことができます

容量の大きいファイルをダウンロードしたり、YouTubeを高画質で見たりと、残りの “ギガ” 数を気にせずに、インターネットを使えます!

前述の通り、5Gの電波を掴めば、光回線並みの通信速度で通信もできます。

※後述しますが、楽天モバイルには1日10GB制限があり、1日間で10GB以上使用すると、3Mbpsに速度が低下します。

④使わない月は、料金を節約可能

最近ではテレワークなどで自宅にいることが多くなりましたが、外出する機会が減って、携帯電話を使うことも減ってきた場合、月20GBまでの使用では、月額2,178円に。さらに使わなかった場合、月3GBまででは、月額1078円、海外に渡航したりなどでほとんど使わなかった場合、月1GBまでは月額0円、つまり無料です。

外出先でフリーWi-Fiなどを利用して、楽天モバイルのモバイル回線を使うことを減らしていけば、大手3キャリアでは実現できない月額料金を享受できます。

⑤楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話がかけ放題に!

楽天モバイルでは、スマートフォン向けの通話アプリ「Rakuten Link」が提供されています。

この「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話が時間無制限でかけ放題になります!しかも、「Rakuten Link」利用で、ナビダイヤルなどを除く国内通話だけならお金はかかりません

※0570から始まるナビダイヤルはかけ放題の対象外

そもそも、「Rakuten Link」はIP電話アプリとなっており、音質は通常の携帯電話の音声通話と異なり、若干悪くなるものの、音質自体、ほとんど気にならないことが大半です。

しかも、月1GB以下の利用で月額0円でも、「Rakuten Link」をいくら使っても無料です!

⑥海外でも月2GBまで無料で利用可能

楽天モバイルは、海外の通信事業者との提携により、海外で月2GBまでのデータ通信がオプションなどの契約なしで、無料で利用することができます

もちろん、海外滞在中は、「Rakuten Link」も利用できるので、海外→日本の通話が無料で行えます。それに加えて、月額1,078円(税込)の「国際電話かけ放題」サービスも用意されているので、そちらも利用するのもありですよ。

月2GBまでで足りない!という方は、1GBを500円で追加できます。

楽天モバイルの国際ローミングでは、ドコモ・au・ソフトバンクと比較すると大盤振る舞いです。その上、現地SIMを購入する手間も省け、携帯電話に詳しくない方でも、安価で海外でインターネットが利用できるのは、まさに神です。

ただし、航空券が安価で人気なエミレーツ航空・エティハド航空の乗り継ぎで立ち寄るアラブ首長国連邦(UAE)では、楽天モバイルの国際ローミングは利用できないので気をつけてください。

とは言っても、普通に日本人の渡航するほとんどの地域をカバーしており、海外に行くときも楽天モバイルの回線を持っていると安心できますね。

楽天モバイルのデメリットについて

①自社で基地局を建ててネットワーク整備を行っているため、まだまだ大手3キャリアの品質には追いついていない点

楽天モバイルの大きなデメリットとして、自社でネットワーク展開を後発として行っているため、大手3キャリアのような広大なエリアが展開できていない点です。

もちろん、楽天モバイルでは、エリア拡大は熱心に行っていますが、大手3キャリアでは使えるところでも、建物や地下に入ると電波が届かないということもあります

その場合、フリーWi-Fiなどを利用すれば、「Rakuten Link」経由でも電話できます。

しかしながら、急ピッチで基地局建設を進めているため、都心部だけでなく、地方でもエリアが広がってきています。

地方在住の方でも、楽天モバイルの自社回線が利用できるようになるので、「楽天モバイルが使えるのは都会だけ」という考えは持たなくても大丈夫です。

②楽天自社回線エリア外のパートナー回線(au回線)で利用できるのは月5GBまで

楽天モバイルは、自社でネットワーク展開を進めているものの、暫定的な措置として、自社でエリア展開がまだな場所に関しては、KDDI(au)からネットワークを借り受けて、「パートナー回線」として展開しています。

パートナー回線は、楽天モバイルを契約しているユーザーは申し込みなしで利用できますが、無料で利用できるのは月5GBまでです。超過後は、1Mbps制限となります。

月5GB超過後は、通常の速度で利用するには、1GB500円の課金で、パートナー回線を利用できます。

パートナー回線は2023年6月から無制限になりました。これは神アプデ!

③楽天モバイルを1日10GB以上使うと、3Mbpsまで通信制限がかかる点

楽天モバイルを1日10GB以上使うと、通信速度が3Mbpsまで制限されます。

これは楽天モバイル自身がオフィシャルで発表していないものですが、自分を含む多くのユーザーから指摘されています。

楽天の三木谷浩史氏は、メディアの前で「50GBのファイルのダウンロードもできる」と語っていたことがありましたが、その使い方だと10GB以降は3Mbpsの速度でダウンロードすることになります。しかし、三木谷氏も大容量の通信が楽天モバイルでできることを認めています。

1日10GBで何ができるの?

せっかくなので、1日10GBでできることをまとめてみたいと思います。

  • LINE:通話550時間・トーク500万通
  • メール:65万通
  • Webサイト閲覧:30,000回以上
  • YouTube:40時間(標準画質)
  • Instagram:写真の閲覧11時間・動画の閲覧23時間
  • Zoom:17時間程度

見てみると、基本的に、大半の方が1日10GBで足りると思いますね。

YouTubeも高画質でなく、標準画質で見るなど工夫をすれば、基本的に楽天モバイルの回線は実質 “使い放題” といっても過言ではないでしょう。

ただし、クラウドストレージなどへのファイルのアップロードなどは、自宅の固定回線や外出先ではフリーWi-Fiを駆使すれば、問題ないと思います。

デメリットよりメリットが多い楽天モバイル

ここまで、楽天モバイルのメリットとデメリットについて挙げましたが、全体的には楽天モバイルはデメリットよりメリットのほうが多い印象です。

楽天モバイルは、やはり携帯電話料金の節約には最高です!

海外でも月2GBまで無料で使えることで、アフターコロナで海外の渡航時には便利ですし、長期間の海外滞在でも日本の電話番号が安く維持できるツールとして楽天モバイルは有効なはず。


筆者も楽天モバイルを使っていますが、やっぱり良いですよ!

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