この記事のポイント

  • 楽天モバイルは2021年10月から23道県でau回線ローミング(パートナー回線)を順次終了した
  • 2023年6月にKDDIとのローミング契約を新たに締結し直し、都市部の繁華街・地下・商業施設などでもau回線が使えるようになった
  • 2026年現在、楽天モバイルの人口カバー率は99.9%を超え、ローミング終了による「繋がらない問題」はほぼ解消されている
  • 楽天モバイルは月額3,278円(税込)でデータ無制限。コスパで選ぶなら引き続き有力な選択肢

楽天モバイルは2021年10月4日、同社が提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」において、2021年10月1日より23道県で、自社回線によるエリア展開が進んできたことを受け、KDDI(au)回線を借り受けて展開していたローミングサービス(パートナー回線)を、順次自社回線のみのサービス提供へ切り替えていくことを発表しました。

当時、ローミングが順次終了するエリアについては、北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県となっていました。

このうち、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県においては、2023年3月末で原則としてローミング提供がすべて終了するとされていました。

当時、楽天モバイルがKDDIローミング(パートナー回線)を引き続き展開する地域は、岩手県、山形県、山梨県、和歌山県、島根県、高知県、長崎県、鹿児島県でした。

ローミング回線切替の状況について(2021年当時)

サービス開始当初から楽天モバイルエリアの地域

  • 東京23区
  • 大阪市
  • 名古屋市

2020年4月1日に切替が開始

  • 東京都(2021年3月末に原則切替済み)

2020年10月1日に切替開始

  • 大阪府(2023年3月末で原則切替予定)
  • 奈良県

2021年4月1日に切替開始

  • 宮城県
  • 埼玉県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 千葉県(2022年3月末で原則切替予定)
  • 神奈川県(2022年3月末で原則切替予定)
  • 新潟県
  • 静岡県
  • 愛知県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 滋賀県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 京都府
  • 兵庫県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 広島県
  • 愛媛県
  • 福岡県

2021年10月1日に切替開始

  • 北海道
  • 青森県
  • 秋田県
  • 福島県
  • 茨城県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 栃木県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 群馬県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 富山県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 石川県(2023年3月末で原則切替予定)
  • 福井県
  • 長野県
  • 岐阜県
  • 三重県
  • 鳥取県
  • 岡山県
  • 山口県
  • 徳島県
  • 香川県
  • 佐賀県
  • 熊本県
  • 大分県
  • 宮崎県
  • 沖縄県

一部商業施設や地下街などでは引き続きKDDIローミングの展開も(2021年当時)

楽天モバイルでは当時、切り替え予定の都道府県内であっても、地下鉄・地下街・鉄道もしくは道路トンネル・屋内施設(イオンなど)・観光名所の一部では、引き続きKDDI回線でのローミングが実施されている場所もあるとしていました。

なお、ケータイWatchによれば、地下鉄では自社での設備の導入が進められていて、東京メトロでは、約9割の駅・改札付近・改札~出口までの階段がエリア化されるとしていました。

KDDIローミングが終了して繋がりにくいときには(2021年当時の対応)

当時、KDDIローミングが終了し、楽天モバイルの自社回線が使えない場合には、個別調査の上、MVNO回線のスマートフォンの貸し出しや、屋内基地局「Rakuten Casa」や一時的な基地局(車載基地局)の出動で対応するとのことでした(ケータイWatch)。

【2026年最新】その後どうなった?楽天モバイルの回線事情

2023年にKDDIとの新ローミング契約を締結

2023年6月、楽天モバイルはKDDIと新たなローミング契約を締結しました。これにより、それまで「終了」としていたエリアでも、繁華街や地下鉄、商業施設などで再びau回線が利用できるようになりました。

つまり、2021年に「au回線のローミングが終了して繋がりにくくなるのでは」と心配されていた問題は、2023年以降、新しい形で解消に向かったということになります。

人口カバー率99.9%超え

2026年4月現在、楽天モバイルの人口カバー率は99.9%を超えています。プラチナバンド(700MHz帯)の運用も2024年から本格的に開始され、屋内や地下での電波状況も改善されました。

2021年当時、筆者が栃木県の馬頭・小砂温泉で楽天モバイルが使えて驚いたことを書きましたが、2026年現在では山間部や離島を除けば「繋がらない」というケースはかなり少なくなっています。

月額3,278円でデータ無制限は引き続き健在

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、月額3,278円(税込)でデータ無制限という料金体系を維持しています(2026年4月時点)。

大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のデータ無制限プランと比較すると、依然として圧倒的にコスパが良い選択肢です。

筆者の感想(2021年当時の振り返り)

腰を抜かすほど、楽天モバイルの自社エリアが広がってきた

当時、楽天モバイルのエリア拡大は急激に進んでいました。

筆者が楽天モバイルを契約したのは2020年10月でしたが、ここ1年で筆者の行動範囲内はすべて楽天モバイルの自社回線を利用できるようになっていました。都内の池袋や新宿、秋葉原など、楽天モバイルが使えない場所はほとんどありませんでした。

そのため、KDDI回線のローミングの終了も時間の問題だと思っていましたが、案外早くて腰を抜かしました。

2026年現在の感想

結果的に、楽天モバイルは2023年にKDDIとの新ローミング契約を結び、さらにプラチナバンドの取得で「繋がりにくさ」の問題をほぼ解消しました。2021年当時の不安は杞憂だったと言えます。

月額3,278円でデータ無制限という価格破壊は健在で、楽天モバイルは日本の携帯電話業界をしっかりぶち壊してくれたと思います。

今おすすめの選択肢

楽天モバイルはデータ無制限を安く使いたい人には引き続きおすすめです。ただし、通話品質や電波の安定性を重視する人は、ドコモ回線系の格安SIMも検討してみてください。

中古スマホを安く手に入れて格安SIMと組み合わせれば、毎月のスマホ代を大幅に抑えられます。「格安スマホのデメリットまとめ」も参考にしてみてください。

また、中古のiPhone SE(第2世代)なら1万円台で手に入ることもあり、楽天モバイルとの相性も良好です。詳しくは「中古iPhone SE2ガイド」をどうぞ。

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