埼玉県の東武スカイツリーライン・新越谷駅の近くにある「むさしの森珈琲」というカフェでノマドでPCでの作業をしてきました。コンセントも充実していて、非常に快適でした!
今回は、むさしの森珈琲についていろいろと書きたいと思います。
むさしの森珈琲とは?
むさしの森珈琲は、ファミリーレストランの「ガスト」「ジョナサン」を展開する「すからいーく」グループが運営するカフェです。
首都圏を中心に様々な場所で展開していますが、今回訪れたむさしの森珈琲は、「グラッチェガーデンズ」からの業態転換店となっています。
最近では、コメダ珈琲店が郊外での店舗展開を進めている中、それに打ち勝とうとしてできたのがむさしの森珈琲です。
むさしの森珈琲の「むさしの」はすからいーくの本社がある東京都武蔵野市から取られていると思われます。とは言っても、埼玉にも普通にあるので、銀座ルノアールの “銀座” と似たような感じでしょうか。
メニューについて
メニューは、価格の改定がされることもあると思われるので、具体的な値段は書けませんが、ホットコーヒー・アイスコーヒーが500円程度で展開されていました。また、紅茶系のメニューや、ソフトドリンクのメニューも豊富でした。
また、パンケーキも人気メニューとして展開されていて、今回訪れた店舗でもメニューでプッシュされていました。
同業他社のコメダやルノアールよりも、お昼ご飯系のメニューが多くあり、昼食需要もしっかりとカバーしている感じと言えます。
なお、今回はアイス珈琲をオーダー。462円でしたが、コーヒーのサイズなどの変更は不可能となっています。
カウンター席の様子について
今回は一人だったので、カウンター席へ案内されました。
カウンター席でのテーブルは、両隣が新型コロナウイルスの感染防止のため、仕切りで仕切られていましたが、席と席の間隔が広いこともあり、パーソナルスペースは非常に広かったです。
15インチMacBook Pro(2016)とドコモのモバイルWi-Fiルーター「SH-52A」をテーブルに置いて作業していましたが、それでも十分な広さでした。
基本的に、大型のノートPCを置いても、かなり快適だと思います。WindowsのPCを使っている方でマウスが必須な方も、非常に快適に作業ができるはずです。
コンセントは、1人で2口まで利用可能です。
筆者は、15インチMacBook Proの充電をしながら作業をしていましたが、社外品のアダプターを使っていたため、問題なくコンセントから電源を確保できましたが、AppleといったノートPCの純正の充電器は、カウンター席の都合上、挿さらない可能性もあります。
その際は、30cmの延長ケーブルなどを持参して対応すると良いと思います。
当然ながら、携帯電話の充電も可能ですが、ACアダプターを必ず持参してください。
むさしの森珈琲のWi-Fiはすごく遅い!
むさしの森珈琲ですが、スタバ・タリーズ・ドトールと同様にフリーWi-Fiも利用できます。
登録方法は、使いたい端末から、SSID(Wi-Fiの名前)「.Wi2_Free_at_[SK.GROUP]」を選択して、表示されるウィザードに従って、規約に同意するだけで使えます。
筆者も試しに使ってみましたが、訪れたのが12時の混雑時間帯だったのが原因かわかりませんが、フリーWi-Fiはかなり遅くてストレスが溜まるほどでした。
スピードテストをしてみたものの、フリーWi-Fiはほとんど使い物にならない
今回、むさしの森珈琲のフリーWi-Fiをスピードテストの定番「Speedtest by Ookla」で計測しようとしたらエラーが出てスピードテストを行えなかったので、知り合いの知り合いが運営している「iNoniusスピードテスト」で計測してみた結果が上の通りとなります。
0.91Mbpsは、NTTドコモといった大手キャリアの4Gでの接続時における通信制限後の速度とほぼ変わりがありません。
RTT(レイテンシー)もかなり数値が高いことから、むさしの森珈琲のフリーWi-Fiはかなり使い物にならないのは事実です。
試しに、ブラウザも開いてみましたが、こりゃダメだ…というぐらいでした。もちろん、YouTubeもかなり厳しい状態です。
居心地はどうだった?
むさしの森珈琲では、入店するとお手拭きがもらえます。これは、かなり厚い紙を使ったお手拭きで、2時間ぐらい経っても湿り気が残っています。
ルノアールと同様、手を拭いてから、作業に取り書かれる上、店員さんに頼むと、おかわりをもらうこともできます。
もちろん、コーヒーを飲んだあとに唇を拭くのもできますよ。
むさしの森珈琲では、ノマド作業に没頭できる
さて、本題に入りますが、むさしの森珈琲でのノマド作業(ノートPCでの作業)は非常に快適でした。
店内は、雑談をするお客さんが多かったですが、イヤホンをしてしまえば、全く気にならないほど静かになりますし、店員さんもあまり巡回している印象がないので、個人での作業に没頭できます。
もちろん、フリーWi-Fiは遅いのは残念ですが、それは、モバイルWi-Fiルーターでカバー。
インターネット環境さえ快適であれば、3時間も4時間もずっといられると思います。
椅子の座り心地もよかった
すからいーくは、むさしの森珈琲の展開にあたって、従来のグラッチェガーデンズといった業態で使われるような椅子は使っておらず、むさしの森珈琲専用の椅子を置いているようです。
この椅子が非常に快適で、3時間ぐらい座っていてもほとんど疲れを感じることはありませんでした。
勉強も快適にできそう
今回案内されたカウンター席ですが、パーソナルスペースが広かったため、参考書などをたくさん開いても快適そうでした。
もちろん、イヤホンをつけることで、完全な勉強空間になるので、自習室代わりにもなります。
滞在時間も3時間程度はいられるので、勉強に集中しても問題はありません。
お冷のおかわりは、オーダーの必要があり
お冷のおかわりは、おかわりの都度、オーダーの必要があります。
ルノアールのように、常に店員さんが巡回してお冷をグラスに注ぐということはないので、喉が乾いた際は、店員さんを呼んで対応してもらうことが必須です。
滞在時間延長には、おかわりサービスで!
むさしの森珈琲に滞在中、少し混んできたな…そろそろ追加オーダーで、というときに、滞在時間を延長するのには、おかわりドリンクのオーダーがベストです。
220円で、ブレンド珈琲の他、ワインや紅茶、オレンジジュースなどもオーダー可能。
このおかわりドリンクは、一度だけでなくて、何度もオーダーができます。
2時間ごとに追加オーダーをすることで、1日むさしの森珈琲に滞在することもできなくもないですね。その前に、同じ場所で作業すると飽きる可能性もなくはないと思いますがw
全体的な感想!インターネットはモバイルWi-Fiルーターの持参が必須
むさしの森珈琲は、ノマドでの仕事・勉強などには非常に向いているカフェです。
カフェ自体も、うるさいお客さんもいることもいますが、そこまでそういう人は多くないので、イヤホンをしてしまえば問題ありません。
ただ、フリーWi-Fiが遅いのは致命的でした。画像のような、モバイルWi-Fiルーターを持参して作業する必要があります。
脱線しますが、ノマドワーカーならモバイルWi-Fiルーター1台は持っておくと損はありません。おすすめは、BroadWiMAXで契約できるau 5G対応のモバイルWi-Fiルーターです。
最近は、フリーWi-Fiも快適なところも増えてきたと思いきや、新越谷のむさしの森珈琲のフリーWi-Fiが遅いのは本当につらいとしか言えません。
フリーWi-Fiの話から戻りますが、筆者が訪れた平日12時台は順番待ちをしていたものの、お昼の時間帯が過ぎてしまえば、空席がかなりあるようでした。
すかいらーくがコメダ対策で展開しているむさしの森珈琲。やっぱり最高でした!