楽天モバイルのSIMをXiaomiの「Mi 11 Lite 5G」に入れて使っています。Mi 11 Lite 5Gは、名前の通り、5G対応端末なのですが、楽天モバイルの5Gエリアはかなり限られていて、真価を発揮することがほとんどありませんでした。
たまたま、筆者が乗り換えで寄った、東京都足立区の東武スカイツリーラインの西新井駅周辺が楽天モバイルの5Gエリアになっていたので、スピードテストの様子をお伝えします。
結果から言うと、楽天モバイルの5Gのスピードは、ドコモ・au・ソフトバンクに負けないようなスピードが出ました。
西新井駅周辺は2021年10月現在、Sub-6とミリ波で5Gが展開
西新井駅周辺は、2021年10月現在、楽天モバイルの5Gでは、Sub-6とミリ波でエリアが展開されています。
筆者の所有する「Mi 11 Lite 5G」はミリ波に非対応なので、スピードテストの結果はすべてSub-6の数値です。
なお、西新井駅構内は5Gの電波を掴むことができませんでした。あくまでも駅前周辺のみとのことです。
スピードテストの結果について
2021年10月11日(月)11時の速度
2021年10月11日(月)11時にOoklaのスピードテストで計測した結果が以上の通りとなります。
下り436Mbps、上り75.6Mbpsを計測しました。Sub-6らしい数値が出たのですが、筆者としては、楽天モバイルでここまで速度が出るのは、2020年10月の楽天モバイル契約以来、初めて見る数値なので恐ろしいとしか言えませんでした。
2021年10月11日(月)21時の速度
同じ場所で21時に計測した数値がこちら。
下り290Mbps、上り65.9Mbpsが出ましたが、11時の速度と比較して、若干スピードテストのサーバが混んでいたから速度が遅めなのではないかと思います。
とは言いつつも、ここまで出ていれば問題はありません。
楽天モバイルの5Gを使ってみて思ったこと
月額3,278円で無制限の5Gが使えると思うとすごい
楽天モバイルは従来キャリアと異なり、戦略的に通信料金を下げています。現在のプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では月額3,278円で無制限での通信が可能(暗黙的に1日10GB制限があり)とされていて、従来キャリアのボッタクリ料金プランを契約しなくても、高速な5Gを利用できるのはすごいことです。
筆者は現在、1年無料キャンペーンの最終月となっていますが、最終月ということでいろいろとスピードテストなどで遊んでいます。とは言いつつも、楽天モバイルの5Gでここまで速度が出たのを見ると、腰を抜かすばかりと言えます。
まだまだ楽天モバイルの5Gエリアはかなり限られているものの、月額3,278円で下り400Mbps程度出ると、スマートフォンだけでなく、5G対応モジュール内蔵のノートPCでも快適に使えますね。
もっとエリアが広がってほしい
楽天モバイルのエリア拡大はどちらかというと、4Gエリアの拡充が優先されています。そのため、5G対応は少し手が抜かれている印象ですが、楽天モバイルの5Gが広まってくれば、個人的にも非常に嬉しいばかりです。
ただ、4G基地局展開時に5Gにも対応できるようにされているそうですが、今後、楽天モバイルの4Gエリア拡大が一段落すれば、5Gも一気に広がるかもしれません。
今回の西新井駅での楽天モバイルの5Gのスピードを見ると、今後どのようになるのか、ワクワクが広がります。
まとめ
大手3キャリアに負けないスピードを出した楽天モバイルの5G。
Mi 11 Lite 5Gで楽天モバイルの5Gを使えることも確認できた一方、楽天モバイルの5Gのポテンシャルも感じました。
下り400Mbpsも出ていれば、通常利用にあたって問題はありません。多少オーバースペックかなと思う一面もありますが、スピードテストで遊べる “おもちゃ” としては非常に優秀です。
[楽天モバイル]