先日、運営しているオタク女子向けニュースサイト関連で大阪に行くことがありました。
埼玉県在住の筆者は、大阪へは、行きは、成田空港→関西空港をジェットスター(LCC)で、帰りは伊丹空港→羽田空港をJALで手配しました。
大阪での目的地は、なんば。関西空港からなんばまでは、南海で行くのが手っ取り早い!ということで、南海電鉄の特急ラピートに乗りました!
そこで、最近、キャッシュレス決済界隈で話題の「Visaのタッチ決済」で、南海に乗ってみました。
率直なところ、Visaのタッチ決済といったオープンループで電車に乗れるのは普及してほしいと思いました!
実際のところ、この南海の取り組みは非常に好評なようです。
今回の乗車について
今回の乗車には、楽天銀行のVisaデビットカードを使いました。理由としては、南海電鉄の運賃がいつ請求がかかるのか把握するためです。
楽天銀行のデビットカードは、利用すると通知メールが来るため、いつオーソリがデビットカードにかかっているのかわかります。
もちろん、三井住友カードなどが発行するVisaクレジットカード、KyashといったVisaプリペイドカードなど、タッチ決済が可能なVisaのカードであれば、南海電鉄に乗れます。
Visaのタッチ決済で改札を通る方法について
Visaのタッチ決済に対応した南海電鉄の駅には、上記の画像のような改札口が設けられています。
このように、南海電鉄の改札で、VisaカードをタッチすればOKです。
※間違えて、違うカードでタッチしてしましました。駅窓口にて専用端末で処理してもらいました。
降車駅でも、乗車駅でタッチしたカードを再びタッチすれば、改札口を通れます。
改札の処理速度は?
気になるのは、改札の処理速度。
タッチ決済対応のVisaカードをタッチしたところ、体感的には0.8秒ぐらいで、改札のゲートが開きました。
テレビ大阪のニュース動画のような感じですが、Suicaなど交通系ICカードに負けない処理速度が出ていました。
運賃の請求は、翌日に実施
2022年9月7日に利用した南海電鉄の関西空港→なんばの料金が、翌日の8日に楽天銀行デビットカードから引き落とされていました。
デビットカードでも、通常の店舗で利用するように、利用時にオーソリがかかるのではなく、1日ごとに運賃がまとめてオーソリで請求がかかるようです。
もちろん、楽天銀行デビットカードで付与される楽天ポイントが付与されます。当然ながら、南海電鉄のVisaのタッチ決済利用で、三井住友カードやdカードといったクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードのポイントも付与されます。
当然ながら、Visaのタッチ決済が可能なApple Payでも乗車可能
南海電鉄によると、Visaのタッチ決済が利用可能なApple Payでも、南海電鉄の乗車が可能としています。
今回の検証では、プラスチックの物理カードでの検証でしたが、iPhoneで使えるApple Payでも南海に乗れるのは非常に便利です。
ただ、改札口で、利用したいカードをTouch IDやFace IDで利用可能にして改札にタッチするのは面倒ですが…
まとめ:オープンループは日本でも普及してほしい
南海電鉄で実施されているVisaのタッチ決済のような、クレジットカードのNFC機能で交通機関を利用できるのは、「オープンループ」と呼ばれています。
筆者も日頃から、Apple PayでPASMOやSuicaをよく使っています。しかし、初めてVisaのタッチ決済で南海に乗ってみたら、この便利さは病みつきになると感じました。
もちろん、JR東日本を中心に世界が回っている交通系ICカードの良さもありますが、交通系ICカードを準備しなくても、クレジットカードかデビットカードがあれば、電車に乗れるというメリットは恐ろしいくらい便利です。
特に、地方では、オープンループに対応している交通機関があれば、導入に高額な費用がかかる交通系ICカードに頼り切る必要はないのではないかと思います。
[南海電鉄]