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スタバなどのカフェで、フリーWi-Fiを使わず、モバイルルーターを使う筆者の理由について

弊サイトを運営している電子遊戯師です。

筆者は、オタク女子向けの情報サイトを運営しています。サイトを運営している以上、更新作業が必要となりますが、多くを、自宅近辺の図書館やドトールで済ましています。埼玉在住ですが、都内に出た際には、コメダや銀座ルノアールで仕事をすることが多いです。

もちろん、図書館や、スタバ・ドトール・コメダ・ルノアールにはフリーWi-Fiが展開されていますが、筆者はそれを使わず、ドコモやWiMAX+5Gのモバイルルーターを使用して、インターネットを利用しています。

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今回は、フリーWi-Fiを使わず、あえてモバイルルーターを使う理由について、いろいろと書いていきたいと思います。

フリーWi-Fiを使わず、モバイルルーターを使う理由とは?

①フリーWi-Fiはセキュリティ的に脆弱だから

VPNサービス「ギガぞう」使用のイメージ

フリーWi-Fiは、ほとんどの場合、セキュリティ的に脆弱です

具体的には、スタバで提供されている「at_STARBUCKS_Wi2」、ドトールやルノアールなどのフリーWi-Fiは、誰でも簡単にすぐに使えるように、接続の際には、セキュリティキーを要求せず、簡単に接続できるようになっています。

しかし、セキュリティキーを求めないということは、暗号化してないということで、第三者から通信を傍受される恐れもあります。

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さらには、セキュリティキーをカフェやコワーキングスペースの壁に貼ってあるフリーWi-Fiでも、セキュリティキーが明確なので、こちらも通信傍受の可能性もあります。

日本では、通信傍受についてあまり話題になっていませんが、海外ではよくあることのようです。

もちろん、フリーWi-Fiには、「NordVPN」や「ギガぞう」、ITに詳しい方は「SoftEther VPN」 などVPNを使うことで、セキュリティの問題は回避できます。

しかし、筆者は、1度の外出で、レッツノートXZ6や15インチMacBook Pro(2016)、iPad mini 5、iPhone 12といった複数台の端末を持ち出すので、1台にそれぞれVPNの接続をするのが面倒です。なので、フリーWi-Fiは基本的に使わず、モバイルルーターを使うことにしています。

②フリーWi-Fiは、回線がぶちぶち切れて接続ができなくなるから

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フリーWi-Fiは、セキュリティ対策としてVPNを使えば問題ないですが、残念なことに別の問題もあります。それは、フリーWi-Fiに接続していると、よく回線がぶちぶち切れて接続ができなくなる点です

フリーWi-Fi自体、今は死語になりましたが、「公衆無線LAN」と同義です。多くのユーザーが共有して、一つのアクセスポイントを通じて、インターネット接続をしています。

多くの場合、カフェチェーン店などは、業務用のアクセスポイントを使っていると思いますが、それでも、多くのユーザーが同時接続します。さらには、アクセスポイント自体、客席から見えるところに設置されておらず、従業員が休憩するバックヤードに設置されていることもあります。

そのため、アクセスポイントから吹くWi-Fiは、最適化された状態ではなく、場所によっては、繋がりにくくなってしまうということも十分あり得ます

筆者の経験として、2時間程度使っていると、突然、Wi-Fiに接続できなくなることもあります。さらには、データが流れてこなくなって、回線が接続できなくなったこともありました。

しかし、この症状がZoomやMicrosoft Teamsなどでのオンライン会議中に発生すれば、大迷惑としか言えません。

もちろん、フリーWi-Fiの状況改善について、設置会社・ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)も取り組んでいるとは思いますが、まだまだ改善の余地があると思います

③フリーWi-Fiは、速度がかなり遅く、場合によってはモバイルルーターのほうが速いことも

5G対応ルーター

最近では、モバイルルーターでは、5Gに対応している機種が増えています。

もちろん、フリーWi-Fiも展開するカフェやホテル、その他スポットもありますが、速度として50Mbps以上出れば、良い方です。

筆者が、オタク女子向けニュースサイトでボルテージ様の朗読劇ゲネプロ終了後に立ち寄ったスタバの赤坂見附店では、フリーWi-Fiが下り1Mbpsも出ませんでした。スタバ店員さんにも確認しましたが、やはりフリーWi-Fiはもともと遅いとのこと。

そこで、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiで、取材の写真ファイル9GBをau 5G経由でクラウドストレージにアップロードしましたが、フリーWi-Fiに頼り切ってはダメだと痛感しました。

話は戻りますが、実際にフリーWi-Fiが60Mbpsしか出ない一方、5G対応ルーターだと100Mbps以上出ることもあり得ます。やはり、時代は、5Gで、5G対応ルーターが速くなっているのも事実だと思います。フリーWi-Fiの意味もないと考えています。

モバイルルーターを使って困ること

①モバイルルーターのバッテリー残量を常に気にする必要があり

モバイルルーターを使っていて困ることと言えば、バッテリー残量を気にしないといけない点です。

最近では、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのように、5Gに対応しつつも、バッテリー容量が大容量のものもありますが、中には、バッテリーが持たない機種があります。

図書館などでPC作業をしている際には、バッテリーの容量を気にする必要がありますし、場合によっては、USBなどから充電をする必要もあります。

しかし、通信速度が5Gを利用できば、フリーWi-Fiよりも速いことがあるので、バッテリーを取るか、高速な速度を取るかは、あなた次第です。

②電波の入りを気にする必要があり

フリーWi-Fiは、カフェなどでどこでも繋がるように展開されていますが、モバイルルーターは、携帯電話の電波を使用する都合上、カフェなどで使用する際には、電波の入りを気にする必要があります。

楽天モバイルを使わない限り、最近では、電波の有無を気にする必要はありませんが、場合によっては、奥まった席を選択すれば、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの電波が届かない場合もあります。

こちらについては、カフェなどの店舗の入り口に利用できる携帯電話についてのステッカー掲示がないことが多いので、ほとんど運にかかっているとも言えますが、最近では、あまり気にする必要がありません。

ただし、楽天モバイル以外を使えば、ほとんど問題がないと言えます

③通信制限を気にすることも

最近では、3日15GB制限がかけられていたWiMAX+5Gも、この制限が撤廃されましたが、モバイルルーターを使ってインターネット接続をしていたときは、通信制限に関して気にすることも必要となります。

最近のWiMAX+5Gルーターは関係ありませんが、クラウドSIM系ルーターや、格安SIMを挿したモバイルルーターで利用する際には、通信制限を気にしておかないと、突然データ通信速度が遅くなったり、繋がらなくなったりします。

その一方、日本のほとんどのフリーWi-Fiでは、通信容量の制限がないので、通信制限を気にするのは、モバイルルーターだけの悩みとも言えます

フリーWi-Fiを使うぐらいなら、モバイルルーターを使うべし

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フリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティの脆弱さには気になります。さらには、速度が遅くなったり、通信が途切れることもあるので、フリーWi-Fiを利用して仕事をする(Zoomやリモートデスクトップなどで)のは、あまりおすすめできません。

フリーWi-Fiを使うくらいなら、自身で契約したモバイルルーターを使うことをおすすめします

モバイルルーターだと、安定した電波を利用できる上、フリーWi-Fiよりもモバイルルーターが速くなってきている世の中なので、5Gなどによる高速さの享受を受けられます。さらには、自分だけのWi-Fiなので、セキュリティ的にも安心です。

モバイルルーターは仕事で使うなら、1台持っておくと損はしません。どうでしょうか?

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