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Twitter風のマイクロブログサイトを作れる「てがろぐ」がすごい!同人サイトなどの用途にも使えそう!

先日、とあるサイトを見ていたら、Twitter風に作られたサイトがありました。いろいろと見ていたら、「てがろぐ」というフリーのCGIプログラムで、サイトが作られたとのこと。そこで、「てがろぐ」のサイトを見ていたら、かなり手の凝ったプログラムで、最近のWordPressには負けないようなCMSとなっているそうです。

筆者も、エックスサーバーでCGIを設置し、「てがろぐ」でサイトを作ってみましたが、これはやばい。昨今の「WordPress最強!」という風潮に逆行するような感じですが、Twitter以上、日記未満なサイトには非常に最適だと思いました。

テスト用のサイトをエックスサーバーで構築したので見てみてください。

動作環境について

エックスサーバー

「てがろぐ」の製作者の方は、主にロリポップ!やさくらインターネットのさくらのレンタルサーバで使用することを想定しているそうですが、筆者側では、最近、ブロガーに人気なエックスサーバーでも動作することを確認しました。

インストールについては、「てがろぐ」の公式サイトから最新版のCGIファイルをダウンロードし、ローカルに保存した上、FTPでCGIファイルなどを使いたいレンタルサーバーに上げます。そして、パーミッション(ファイルやフォルダの権限)の設定をするだけでインストールが完了します。

詳しい手順は、公式サイトに記載されているので、割愛しますが、ロリポップ!などにあるレンタルサーバ会社の公式マニュアルに沿って、パーミッションの設定などを実施していけば、レンタルサーバ初心者でもインストールが簡単にできると思います。

なお、筆者は、エックスサーバーにインストールするのは5分で終了しました。WordPressの手動インストールなどと異なり、データベース(MySQL、MariaDB)などを必要としないので、比較的、インストールの難易度は低いです。

また、さくらインターネットのさくらのレンタルサーバのライトプラン(月額131円)、ロリポップ!のエコノミープラン(月額110円)でも動作します。

できることについて

「てがろぐ」の設定画面

できることについて、箇条書きでまとめてみたいと思います。

  • Twitterの投稿のような形で、文字数が無制限でコンテンツの投稿が可能
  • 画像の投稿が可能で、掲載位置も自由に編集が可能
  • ギャラリーモードで、画像投稿だけを一覧で出力可能
  • カテゴリーやハッシュタグを設定可能
  • 複数IDでの投稿が可能で、複数人での運営も可能
  • スキンHTMLやCSSを編集すれば、サイトのカスタマイズも可能
  • デフォルトでスマートフォンに対応したレスポンシブWebデザインに対応
  • RSSフィードやOGP+Twitter Cardの出力機能もあり
  • データ記録方式はXMLで、将来的な「てがろぐ」卒業にも有用(WordPressに移行でできるかは不明)
  • 自動バックアップ機能を搭載
  • 簡単なSEO対策も実装

ここまでまとめて思ったのですが、ここまで手の込んでるCMSはないですよ。

WordPressでも似たようなこともできますが、プラグインが必要となってきていて、英語のスキルも必須なので、WordPressを初心者がいじるのも難しいです。

しかし、「てがろぐ」では、完全に日本人が開発しているので、英語のスキルも不要ですし、作者の西村さんのサイトではサポート情報が充実しているため、初心者でも簡単に使えるのが魅力的と言えます。

レスポンシブデザインに対応しているため、スマートフォン向けにも対応できるのも良いですし、凝ったデザインのサイトにしたいなら、スキンHTMLやCSSをいじってみるのもおすすめです。

筆者が「てがろぐ」を触って思ったのは、かゆいところに手が届いているという印象です。バックアップ機能や、データ記録方式がXMLということで、将来的に「てがろぐ」卒業のことも意識されていて、本当にすごいと驚くばかりです。

「てがろぐ」の可能性は無限大

簡単な日記風サイトにも良いかも

「てがろぐ」は公式でTwitter風のスキンもある中、通常のブログ風のスキンもあります。

もちろん、WordPressでブログサイトの更新もできますが、簡単な日記サイトとして使うとなると、設置やサイトデザインの調整なども面倒くさいので、機能がシンプルな「てがろぐ」で日記サイトを運営してみるのもアリです。

また、Twitter風のスキンを使って、ライフログを残す自分だけのツイートサイトとして使うのも良いかもしれません。

投稿した画像もギャラリー機能が搭載されているため、簡単に見返すことも可能です。

複数人での連絡網的なサイトにも便利

.htaccessファイルでBasic認証をした上で、複数人での連絡網的なサイトとしても使えます。

「てがろぐ」では、いくつかスキンファイルがあるので、利用用途に応じて、スキンファイルを選んでみてください。

絵師さんの同人サイト作成にも便利そう

実際に「てがろぐ」を使っていたサイトは、とあるジャンルの同人サイトなんですが、Twitterで掲載しているイラストを転載する形で「てがろぐ」にまとめてみるのも良いと思います。

時系列で過去の投稿も見れるので、原作アニメやマンガなどの展開にあわせて、同人イラストの過去の投稿を見つけやすくなることも期待できます。

もちろん、ギャラリー機能が搭載されているので、複数のイラストを同時に参照できることもメリットの一つです。

なお、「てがろぐ」の管理は非常に簡単なので、サイト管理に時間が取られず同人活動に集中できることも大きな特徴と言えます。

注意点

Google Analyticsの導入が面倒くさい

「てがろぐ」では、デフォルトの管理画面からGoogle Analyticsの導入ができません。

<head>タグ内の任意のタグの挿入が管理画面からできないので、Google Analyticsだけでなく、その他解析系のタグ挿入が難しいのが残念です。

なお、Google Analyticsなどの導入をしたい場合、スキンHTMLファイルを直接、Windowsでいう「メモ帳」アプリで開いて、Analyticsのタグを、<head>タグ内に挿入する必要があります。

ただ、このやり方は、HTML初心者には難しいので、個人的には管理画面で対応していただきたいと思いました。とは言っても、技術的に難しそうですが…

スキンHTMLを編集しなければ、Google AdSenseの導入ができないのもネック

「てがろぐ」で収益化をしたい場合に考えられるのは、Google AdSenseの導入。

これも管理画面では、Google AdSenseの導入はできません。スキンHTMLを編集して、AdSenseのタグを導入するしかありません。HTML初心者にはこれも難しいと思います…

しかも、デフォルトのスキンHTMLでは、AdSenseを入れることを考慮してされていないので、AdSenseを入れるスペースなどの確保するなら、かなりのHTMLとCSSの知識が求められます。

正直言って、収益化をしたいなら、WordPressを使ったほうが絶対に良いです。

作者の方1人でしか「てがろぐ」は開発していないので、将来的なサポート終了リスクもある点も忘れてはいけません

現在、「てがろぐ」の開発は、作者の西村さん1人で行われています。そのため、複数人での開発ではないため、将来的なサポート終了のリスクがあります。

WordPressでは、国境を超えて複数人での開発が進められていて、しかもオープンソースなので、将来的なサポートも期待できますが、「てがろぐ」を使う際には、いつでもWordPressに移行できるように思っていないと難しいと言えます。

また、新機能追加も、西村さん1人で行われているので、必ずしも望む機能がすぐに利用できるとは限りません。ここはWordPressと「てがろぐ」を同等に思っているとダメだと思います。

まとめ

月額100円台のさくらインターネットのさくらのレンタルサーバ(ライトプラン)、ロリポップ!のエコノミープランでも動作するので、レンタルサーバにあまりお金をかけたくない方に「てがろぐ」は非常におすすめです。

WordPressのように大掛かりなサイトではなく、簡単なシンプルなサイトを作りたいという方にも、「てがろぐ」が用途として十分満たせるのではないかと思います。

使い方としては、様々な用途に使え、「てがろぐ」の可能性は十分高いと言えます。

筆者も、何かしらのマイクロブログサイトを作るときには、「てがろぐ」を使ってみたいと思います。

最後に、「てがろぐ」の作者である西村さんに感謝の意を表明します。

[てがろぐ]